筋トレは別に最強ではないよな、と思った話
最近、筋トレが流行っている。
某氏によれば、「筋トレは最強のソリューション」らしい。
実はわたしも最近筋トレを始めた。それは単にダイエットのためなんだけど。
実際にやってみて、別にトレーニング自体はそこまで最強なものではないと思った。
筋トレの効果なんてそんなにすぐに出るものでもないし。
やらないよりやったほうがいいのは確かだけど、無理やり人に押し付けるものでもないんじゃないかなあとか考えていたり。
なーんか、その「筋トレは最強だ!ポジティブになる!」って押しつけがましい空気が逆に人を遠ざけてるんじゃね?とかなんとか考えていて、テキトーにツイッターを見ていたら、こんなつぶやきが。
ゼリア新薬の自殺した人が、社交的で友人が多いタイプ、空手有段者、筋トレが趣味、自室にはバーベル、プロテイン、っていうとこまで武装しても精神を病んで自殺してしまったことを知ると、漏れの中で某筋トレソリューションへの信頼が揺らいでしまった; たられば (@mach_machine)
これは最近話題になっているので、知っている人も多いと思う。
新人研修で吃音を馬鹿にされそれを苦にした新入社員が自殺したという事件。
その新入社員がいわゆる、「コミュ強」のような人物というのは知らなくて驚いた。
でも、それよりも、そのリプライのほうが私はより強い印象を覚えた。
私も過剰な筋トレで劇的に痩せて、1年くらいその体型でした<br>少しは根暗な性格も直ってモテたりするかなと思ったんですけど、何も変わらなかったです精神的な問題は体を動かして鍛えることでは必ずしも解決しないということなんですよね; 篠原 真弓 (@shinozaki_shiki)
結局からだなんて鍛えても、本人の根本的なところは変わることはできないんだろうとは思っていたけど、やっぱり実際そうなんだなあって。
すごく狭い世界なのだけれど、ツイッターにも筋トレ界隈というものがあって、ちょっと覗いていた期間があった。
体を鍛えているトレーニーは、さっぱりした性格をしているのだと思っていた。
なんか、運動している人ってそんな感じするじゃん?
だけど、送りあってるリプとかつぶやきを見ると、むしろ根暗が多いような気がした。
陰口こそこそのディスりあい、知識のない女性へ集団で悪口など…
ドン引きレベルのどろどろした世界だった。まじやばい。
結局、トレーニングして体がかっこよくなって強くなった気になっても、中身はそのままなんだなって思った。
だから、からだを鍛えることはいいことだけど、中身も磨いていかないと「新しい自分」になることはできないんじゃないだろうか。
筋トレなんて、最強のソリューションじゃないよ。
むしろ、欠陥だらけだよ。